【症状画像有り】股ずれ(またずれ)とは?股ずれの具体的な原因と症状、治療法まとめ

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「股ずれ(またずれ)」とは、左右の太ももがこすれ合う事が原因で、肌が炎症を起こす症状です。
痩せていると股ずれ(またずれ)は起こりにくいのですが、太っていると太もも同士がくっつきやすくなるので、毎日の積み重ねで股ずれ(またずれ)特有の痛みや黒ずみといった症状が出てきてしまうのです。
股ずれ(またずれ)の具体的な原因や、その治療法、解決法、薬について説明するのでぜひ参考にしてください。

その股ずれ、なかったコトにしましょ!

股ずれの具体的な症状

股ずれが起きると、腫れ、黒ずみ、水ぶくれ、皮剥け、かゆみなどの症状が出ます。
軽いものならすぐにケアをすれば痛みや赤みも治まりますが、悪化すると治すのが大変!
歩くたびに太もも同士がこすれて痛みを感じるし、肌が全体的に黒ずみを起こしてしまい、見た目にも悪影響を及ぼしてしまいます。

<股ずれを起こしてしまった足・太もも>
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股ずれを防ぐには予防とこまめなケアが欠かせません。
ほんの少しの工夫で症状はかなり緩和されるので、顔のお手入れをするのと同じように下半身にも気を配ってあげるようにしましょう。

⇒ 股ずれによる色素沈着、黒ずみについてはこちら
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特に、次のような特徴のある人は股ずれしやすいので気を付けてください。

股ずれを起こしやすいのはこんな人

冒頭にも書きましたが、股ずれの症状を起こしやすいのは太ももの脂肪の量が多い、肥満体型や洋ナシ型の体型の方です。
しかし痩せている人でも、スポーツをしていたり毎日よく歩いていたり、汗をかいたまま放置していたりすると、やはり股ずれになりやすいのです。
ウォーキングやジョギングが趣味の人、歩きでの通勤時間が長い人、営業職の人などは要注意ということですね。
サッカーや自転車、登山、バスケットボールなど、常に足を動かし続けるスポーツが好きな人も股ずれ予備軍です。

また、太ももの内側は蒸れやすく、湿気がたまりやすいので、清潔を保つのが難しいのも股ずれの原因の一つ。
場所が場所だけに、人前でハンカチやタオルを出して拭き取るわけにもいきませんので、気づいた時には早めにトイレに駆け込むなどの工夫をしましょう。
人によっては痛みよりもかゆみが強く出る場合があります。かゆいのも我慢しにくいですよね。
汗をかきやすい夏場はもちろん、厚着をしたり、暖房のきいた室内で過ごしたりすることの多い冬場も油断はできません。

⇒ マラソンやランニングによる股ずれはこちら
⇒ 自転車やロードバイクの股ずれはこちら
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股ずれの症状を起こしやすい服装とは?

股ずれを起こしやすいのは、太もも同士がこすれ合いやすい服装です。
たとえば、素肌を隠すことのできないスカートやショートパンツなど。
下にストッキングやタイツを履いていれば股ずれの摩擦を減らすことができますが、生足の状態ではどうしても炎症が起きやすいでしょう。

ただし、ストッキングやタイツは長時間身に付けていると蒸れてしまうので、通気性の良いものを選ぶ、時々新しいものに取り換えるなどの工夫が必要です。

また、パンツスタイルの場合は、ゆったりとしたデザインのものほど股ずれの原因に繋がります
股ずれというとぴったりとしたアイテムのほうが起きやすいような気がしますが、実は、歩くたびに布と素肌がこすれ合う、余裕のあるデザインのズボンのほうが股ずれの炎症を起こしやすいのです。
体型がぽっちゃりしているとスリムデザインのズボンが入らないし、体のラインを隠したくてついゆったりしたデザインのものを選んでしまいますが、股ずれ防止のためにはできるだけ体にフィットしたものを選ぶようにしましょう。
試着を面倒がらず、時間をかけて「自分に合った一本」を見つけたいですね。

そして、夏の風物詩である浴衣や、お正月に着る着物も股ずれに注意が必要な服装です。
実際に着たことのある人は分かると思いますが、洋服と違って歩幅が狭くなり、歩きにくいですよね。
自然と太もも同士の間隔も狭くなるので、あらかじめ滑りを良くするための工夫をしておきましょう。

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男性ならではの股ずれの悩みと原因

男性の股ずれの悩みでよく聞かれるのが「下着で覆われた下半身が汗で蒸れ、炎症が起きる」というものです。
女性と違い、男性の場合は性器が露出しており、しかもお互いがぴったりと密着しやすい状態なので、どうしてもこうなりやすいのです。
特に、スポーツをする時や、暑い場所で仕事をする時などは不快感を覚えやすいでしょう。

また、使い始めてから日が経って、生地が伸びてきてしまった下着を身に付けるのも股ずれの原因になります。
摩擦を防ぐには、きちんとサイズの合った下着で性器同士がこすれ合わないようにすることが大切です。
古くなったら早めに新品のものと交換しましょう。

女性ならではの股ずれの悩みと原因

女性の場合は、生理時に使うナプキンで蒸れたり、かぶれたりすることが股ずれの原因になりやすいので注意が必要です。
ひとくちにナプキンといっても、使われている素材や形は様々なので、有名メーカーの製品だから自分に合うとは限りません。
新しい製品を使う時は、いきなり現品を購入するのではなく、試供品や少量パックから試すようにしましょう。

また、紙ナプキンの原料である化学製品は肌への刺激が強いので、肌が敏感な人は布ナプキンを使ったほうが良い場合もあります。
布ナプキンは使い捨てではないので洗濯しなければならないのが手間ですが、肌への当たりが柔らかく、化学薬品による刺激が起きる心配もないので、とても快適に使うことができます。
近頃では布ナプキンの良さを見直す女性が増え、購入できるお店やネットショップも増えてきました。
デザインや形もいろいろ揃っているので、これぞと思えるものがあれば、一度試してみてはいかがでしょうか?

年齢別に見る、股ずれの発生原因と対処法

<赤ちゃんの股ずれ>

赤ちゃんの肌はとても柔らかく、まだまだ刺激にも弱く股ずれやかぶれを起こしやすい状態です。
ですから、汗をかいたのを気付かずに放置して蒸れてしまったり、サイズの合わないオムツで肌がこすれたりすると、股ずれが起きて痛みや赤みが出てしまうのです。
特に、よく太った赤ちゃんは太もも同士がこすれすいし、汗もかきやすいので気を付けてあげる必要があります。

赤ちゃんの股ずれを防ぐには、まずこまめに確認してサイズの合ったオムツを使うことが大切です。
赤ちゃんはぐんぐんと成長していくので、ついこの間までちょうど良かったオムツがいつの間にかきつくなっていたということはよくあります。
そして、毎日お風呂でキレイに洗い、汗をかいたらすぐに拭き取ってあげましょう。おしり周りは蒸れるので要注意です。
オムツや服は、素肌をしっかり乾燥させてから着せてください。

<子供の股ずれ>

幼稚園や学校に通うようになる頃には、子供の皮膚もずいぶん強くなります。
しかし、生まれつき肌が敏感な子は、少しの刺激でも赤みやかゆみを感じやすいので股ずれに注意してあげましょう。
また、体型がぽっちゃりしている子供も、痩せている子供に比べて股ずれしやすいと言えるでしょう。

そして、学童期になるとクラブ活動を始める子が多いのも、股ずれが増える原因となります。
野球やサッカー、バスケットボールなどを毎日練習していれば、それだけ太もも同士がこすれ合う回数も多いですよね。
競技中には汗も大量にかくし、チームプレイなら着替えのタイミングも制限されてしまいますが、水分を含んだ肌は余計に摩擦が起こりすくなります。
下着や制汗剤をうまく利用し、できるだけサラサラの状態を保てるようにしてあげてください。

<大人の股ずれ>

大人が股ずれの症状を起こしてしまったとき、基礎代謝が落ちて太りやすい体質であることが最大のネックとなります。
「基礎代謝」は、内臓を動かしたり、呼吸をしたりする、いわば命を維持するために必要なエネルギーのことで、普通に生活するだけでどんどん消費されていきます。

しかし、基礎代謝は筋肉や内臓による消費量が多いため、年齢を重ねて筋肉量が減ったり、内臓の働きが悪くなったりすると、カロリーの消費量も落ちてしまうのです。
太ももは脂肪がつきやすく、落ちにくい場所なので、基礎代謝の低下による影響をもろに受けてしまいます。

基礎代謝を上げるには、規則正しい生活を送るのが一番。
早寝早起き、栄養バランスのとれた食事、適度な運動で身体の調子を整え、内臓に余計な負担をかけないように心がけましょう。
こうした生活を続けていると太ももの脂肪も自然と燃焼されやすくなるので、ダイエットとしても効果的です。
また、健康診断を受けて自分の体の状態を正しく把握しておくことも重要。
専業主婦など、職場での健康診断が受けられない人はつい検診から足が遠ざかってしまいがちですが、病気の早期発見のために1年に1度は受けるようにしてください。

股ずれしやすい季節の対処法

股ずれしやすい人にとって、汗をかきやすい季節は本当に憂鬱なもの。
つい動くのが億劫になって、スポーツを控えたり、お出かけせずに家に閉じこもってしまったりする人もいるのではないでしょうか?
しかし、股ずれしやすいと分かっているのであれば、事前に対策をとれば良いのです。
ポイントは、できるだけ摩擦を起こさないことと、汗で蒸れないようにすること
次の対処法を試してみてください。

<股ずれ対策1:摩擦を防ぐ下着を身に付ける>

股ずれを起こさないためには、できるだけ太もも同士の摩擦を防ぐことが大切です。
そこでお役立ちなのが、タイツ、ストッキング、スパッツ、ステテコなどの下着類。

近頃では通気性に配慮したものもたくさん出ているので、よほど汗をかかない限り蒸れや臭いを気にする必要もありません。

男性の場合は、ちょっと丈が長めのボクサーパンツを使うと良いでしょう。
おしりから太ももをカバーしてくれる上、ぴったりとフィットして素肌と布地がこすれる心配もないので、1日中快適に過ごすことができます。

<股ずれ対策2:制汗剤を塗っておく>

汗をかく前にあらかじめ制汗剤を塗っておけば、素肌をサラサラに保って蒸れや摩擦を防いでくれます。
いろいろな種類が出ていますが、汗をかきやすい人にはスプレータイプより直接塗れるロールオンタイプがオススメ
外出先にも持ち歩いて、時々塗り直すようにするとより効果的です。

ただし、制汗剤は汗の出口である汗腺をふさいでしまうので、つけっぱなしで放置するのはNG
家に帰ったらなるべく早く洗い流し、肌に呼吸をさせてあげましょう。

<股ずれ対策3:ワセリンやクリームを塗る>

股ずれしやすい部分にワセリンやクリームを塗っておくのも良い方法です。
ただし、ワセリンには大きく分けて「白色」と「黄色」があるので、購入する際は白色を選ぶようにしましょう
黄色ワセリンは不純物が多いので、肌に余計な刺激を与えてしまう可能性があります。

また、股ずれを防ぐことを目的として作られたクリームには、肌同士の摩擦を抑える他、かゆみや黒ずみをケアする成分も配合されていることが多く、美容面でも役立ちます。
股ずれは色素沈着の原因にもなりやすいので、こまめなお手入れで透明感のある素肌を保ちましょう。

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できてしまった股ずれの治療方法

股ずれの治療は、症状が軽いうちなら自宅で行うこともできます。
しかし、痛みや腫れがひどかったり、色素沈着ができたりしている時は、皮膚科を受診したほうが良いでしょう。
自宅、皮膚科、それぞれの治療方法について解説するので、参考にしてください。

<自宅での股ずれ治療>

自宅では、股ずれが起きている部分を清潔にし、ワセリンやクリームを塗って皮膚を保護してあげると良いです。
また、かぶれやかゆみなどの症状がある時は、市販の薬(フェミニーナ軟膏やオロナインH軟膏など)を塗ると治りが早くなるでしょう。

ただ、自分の皮膚の状態を正確に把握し、適切な治療をするのは素人では難しいです。
的外れな対処で余計に症状を悪化させてしまう可能性もあるので、自宅で治療をする場合でも、できれば一度専門家に診てもらったほうが良いでしょう。

<皮膚科での股ずれ治療>

皮膚科では、股ずれが起きた部分の炎症を鎮めたり、色素沈着を改善したりする治療が行われますが、程度が軽い場合には保湿剤のみの処方となることもあります。

一般的には「リンデロン」などのステロイドを処方されるケースが多いです。
ステロイドと聞くと副作用が心配になってしまう人もいると思いますが、医師の指導の下で適切な量を正しく使う分には、副作用が起きる可能性は少ないものです。
不安なことや疑問点があれば、遠慮せず医師に確認してみましょう。

また、抗生物質や非ステロイドの外用薬が処方されたり、生活習慣についての指導を受けたりする場合もあり、股ずれの状態や体質などによって臨機応変な対応がなされます。

黒ずみの治療については、炎症や水ぶくれなどが治まった後で「トレチノイン」「ハイドロキノン」などの美白効果があるクリームで治療します。
これらのクリームには、紫外線に対する抵抗力が極端に弱くなったり、白斑の原因になったりするという副作用があるので、ステロイドと同じく医師の指示をきちんと守って使うようにしましょう。

また、ケミカルピーリングで皮膚表面の古い角質を取り除いたり、レーザーで直接メラニンを破壊したりする治療法もあります。
ただし、トレチノイン、ハイドロキノン、ケミカルピーリング、レーザーについては保険が使えず、全額自費での治療となるので注意してください。
特に、ケミカルピーリングやレーザーでは、トータルの金額が数十万円に達することも珍しくありません。

股ずれはこまめなケアと体重コントロールで防ぐ!

いかがでしたか?
股ずれ(またずれ)の原因は一つとは言えないので、股ずれは痩せている人にも起こりますが、太っていればリスクが何倍にも跳ね上がります。

股ずれの症状に合わせた薬を使いながら、股ずれを防ぐためにも男性も女性も生活習慣に気を付けて太ももの脂肪の量を減らすことが大切です。
体全体が痩せれば汗もかきにくくなるので、食事の内容に気を配り、運動量を増やしてみましょう。
また、股ずれ予防、黒ずみ予防のためには摩擦や発汗を防ぐ工夫も欠かせません。
お出かけ前には制汗剤を塗り、滑りを良くする下着を身に付けて肌がこすれるのを防止しましょう。

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