肌の黒ずみや痛いニキビの原因は摩擦?できてしまったらどう治す?

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黒ずみ、ニキビ、赤み、かゆみ、痛み……私たち人間が抱える肌トラブルには様々なものがありますが、考えられる原因の1つが「摩擦」。
皮膚が擦れることは想像以上に大きなダメージとなるので、防ぐための工夫が大切です。
また、トラブルが出てしまった時は、早めの対処でそれ以上の悪化を食い止めましょう。
摩擦が皮膚疾患の原因になる理由や、治し方について説明します。

摩擦が黒ずみの原因になる理由

摩擦で黒ずみができるのは、強い刺激から肌を守ろうという防衛本能が働き、角質が剥がれずに厚く積み重なったり、メラニンが発生したりするからです。
摩擦を起こしやすい行動には、次のようなものがあります。

・歩いたり、走ったりする機会が多い
・よく頬杖をつく
・立膝の姿勢になることが多い
・体にぴったりとした洋服を好む
・刺激の強いナイロンタオルでゴシゴシと体を洗っている
・洗顔やスキンケアの際に顔をゴシゴシとこすっている
・顔や体をマッサージする際、摩擦を防ぐためのクリームやジェルを使わずに行っている
・メイクをする時にスポンジや手で肌をこすっている
・寝る時は横向きやうつ伏せになることが多い

いかがでしょうか?
普段、無意識にやってしまいがちなこれらの行動で、少しずつダメージが積み重なり、それが黒ずみとなって出てくるのです。

肌はとにかく摩擦に弱く、痛いと感じない程度でもトラブルの原因になるので、思い当たることがあれば直す努力をしましょう。
かゆみや赤みが出てきたら、それも「これ以上こすらないで」という、体からのSOS。
黒ずみに移行してしまう前に、適切な対処で症状を鎮めてあげてください。

摩擦によってできた黒ずみはどう治す?

<まずは保湿から!>
メラニンを排出するのに必要なターンオーバーは、角質層に十分な水分が蓄えられていることによって、スムーズに促されます。
逆に、どんなに摩擦に気を付けていても、肌が乾燥している状態ではいつまでもメラニンが肌の内部に残り続け、やがて色素沈着を起こしてしまうことに。
洗顔や入浴の際には、次のポイントを意識して、たっぷりの水分を与えるようにしましょう。

▼肌が喜ぶ保湿のポイント(顔)
・洗顔後は水分が失われやすくなっているので、時間をおかず、すぐに化粧水をつける
・化粧水は一度に大量につけるとなじみにくいので、少量を数回に分けてつける
・乾燥する部分は多めに、ベタつく部分は少なめに、量を調節しながら乳液やクリームを塗り、水分を逃がさないようにする
・スキンケアの最後にハンドプレスで美容成分をじっくり浸透させる

▼肌が喜ぶ保湿のポイント(体)
・湯上り後、肌に水滴がついたままの状態でボディクリームを塗ると、水分をうまく閉じ込めることができる
・ボディクリームは、肌をこすらないよう、上から軽く押さえるようにしてつける
・かばんの中にベタつかないタイプの保湿剤を入れて持ち歩き、乾燥が気になった時は、日中でもこまめに保湿すると良い

<美白効果のある薬や化粧品を使う>
市販されている黒ずみ除去に効果のある薬や、皮膚科でもらえるハイドロキノン・トレチノインなどの美白クリームを使うと、治りが早くなります。
スキンケアには、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、アルブチン、エラグ酸、カモミラET、コウジ酸、プラセンタエキスなどの美白成分が配合されている化粧品を使いましょう。

<皮膚科での治療>
古い角質を落としてターンオーバーを促す「ケミカルピーリング」、レーザー光でメラニン色素を破壊する「レーザー治療」が有効です。
どちらも保険が効かず、また、数回に分けての治療が必要なので、費用は高額になります。

摩擦がニキビの原因になる理由

乾燥してバリア機能が低下すると、肌はちょっとした刺激からも大きなダメージを受けるようになります。
ニキビの場合は、摩擦で炎症が起きたり、雑菌が入り込んだりすることが原因。
次のような行動が引き金になりやすいので注意してください。

・マスクをつけている。特に、何日も同じマスクを使うのは雑菌が繁殖しやすく危険
・寝具やパジャマが汚れている
・横向きやうつ伏せで寝る癖がある
・手を洗わずに洗顔したり、汚れたままのメイク道具を使ったりしている
・ベタつくのが嫌で乳液やクリームを使わない
・顔は保湿するけれど、体には特に何もしない
・乾燥していたり、汚れていたりする状態で、顔剃りや体の脱毛をしている
・頬杖をつく癖がある
・帽子やヘルメットをかぶることが多い
・汗をかきやすい、通気性の悪い洋服を好む

いかがでしょうか?
摩擦そのものも良くありませんが、さらにそこへ汗や汚れが加わると、雑菌が繁殖しやすい状況が整ってしまうので要注意!
マスクや寝具などは常に清潔を心がけ、体にも保湿ケアをして、ニキビができにくい環境を整えましょう。
ムダ毛処理は肌へのダメージが大きいので、皮膚をキレイにし、保湿剤で膜を作ってから行ってください。

摩擦によってできたニキビはどう治す?

<洗顔の仕方を見直す>
ニキビ=皮脂というイメージがあるせいか、ニキビができると洗顔の回数を増やしたり、刺激の強いスクラブ入りの洗顔料を使ったりする人がいますが、こうした対応は逆効果です。
肌は乾燥すると皮脂を過剰分泌させてカバーするという性質を持っているので、洗顔の回数は1日2回に抑え、肌に必要な皮脂を残すようにしましょう
また、刺激の強い洗顔料は皮膚を傷め、バリア機能を低下させてしまうので、ニキビができた時はマイルドな使い心地の洗顔料で優しく洗うようにしてください。

<しっかりと保湿する>
ニキビができている時は、油分の与えすぎを避け、水分補給を中心としたスキンケアをすることが大切です。
「セラミド」「ヒアルロン酸」などの保湿成分が配合された化粧水を選び、こすらないように注意しながら丁寧になじませましょう。
アルコールが入っているものはニキビ肌にピリピリ感、赤み、かゆみを引き起こす可能性があるので、できるだけ避けてください。
乳液はできれば塗りたくないところですが、化粧水だけでは水分が蒸発してしてしまうので、つけすぎに注意しながら軽くなじませておきましょう。

<生活習慣を整える>
ニキビを治すためにはターンオーバーがスムーズに行われていることが重要ですが、睡眠不足、栄養の偏った食事、運動不足などが原因で、サイクルが乱れてしまうことがあります。
注意したいポイントについて説明するので、普段の生活と照らし合わせて考えてみてください。

▼睡眠
ターンオーバーを促す成長ホルモンは、入眠後3~4時間で最も多く分泌されます。
毎日6~7時間程度、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返す、質の良い睡眠がとれるように心がけましょう。
睡眠の質を高めるには、寝る前に半身浴やストレッチでリラックスしたり、寝室や寝具を快適なものに変えたりするのが効果的。
スマホやパソコンからは脳を興奮させるブルーライトが放出されるので、遅くとも寝る30分前には使用をやめるようにしましょう。

▼食事
ニキビを治すには、皮脂の原因となる油っこいものや甘いものを避け、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりとれる食事をとることが大切です。
脂の多い肉を茹でこぼす、砂糖を控えめに使うなどの工夫をしながら、できるだけいろいろな種類の食材を食べるように心がけましょう。
旬の食材は栄養価が高く、値段も安いので、積極的に取り入れてみてください。

▼運動
仕事が忙しくてなかなか運動をする時間がとれない人も多いと思いますが、ニキビの改善には適度に体を動かすことも大切です。
汗をかく、血行を促す、筋肉を鍛える、ストレスを解消するなどの効果により、ターンオーバーの正常化、便秘の解消、老廃物の排出に役立つので、無理のない範囲で運動を始めてみましょう。
おすすめは、1日30分程度の有酸素運動(ジョギング、水泳、エアロバイクなど)。
どうしても運動が難しいという場合は、通勤手段を徒歩や自転車に変えたり、エスカレーターではなく階段を使ったりする方法もあります。

肌の摩擦はトラブルの元! きちんと対策して透明感のあるすべすべ肌を守る

摩擦が原因で黒ずみやニキビができる理由や、治し方について説明しましたが、いかがでしたか?
日常生活の中で無意識に肌をこすってしまうことも多く、完全に防ぐのは難しいのですが、意識するのとしないのとでは結果が大きく違ってきます。
できるだけ肌をいたわるように心がけながら、トラブルが起きた時には早めの対処でそれ以上の悪化を防ぐようにしましょう。

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